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2017年6月7日
高齢者医療の価値観

先日、ある大学病院の高度救命救急センターでNHKのその番組は撮影されていました。救命救急センターの医師の仕事は患者の命を救うことです。そこには一点の曇りも迷いもありません。しかしいま、救命救急の現場では大きな変化が起きようとしています。

番組の中ではこんなシーンが映し出されます。救急車で運ばれてきた意識のない高齢男性患者。多くの点滴と人工呼吸器によって維持される命。「おじいちゃんは以前から延命処置はして欲しくないといっていた」「人工呼吸器をはずして欲しい」家族からそう相談される医師たち。ガイドライン従って家族に十分なインフォームド・コンセントを確認したうえで、悩みながら悔やみながら自分を責めながら、医師自らが人工呼吸器をはずす。まもなく患者は亡くなりました。高齢化社会における医療の現実です。

これまで命を救うことを大前提に医療は進歩してきました。私たち医師は患者の命を救うためのたくさんのカード(開発される新薬や高度な診断機器、改良される手術方法、進歩する手術器具、革新的なIT技術、先進的なロボット技術など)を手に入れてきました。しかしいま、患者本人や家族がそのカードを使って欲しくない、そう感じ始めています。医療の価値観が大きく変化する高齢化社会。手持ちのカードを使わない勇気、私たち医師が持たなければいけないのはこの勇気かもしれません。

院長 長嶋 浩貴